アメリカ「小売り業界トレンド予測」その9

前回は<トレンド.8>「Healthy and environment-friendly lifestyles will be a focus for many consumers」
(健康的で環境に優しいライフスタイルが、多くの顧客の関心ごととなる)を読み込みました。

今回は小売業の2018年以降の<トレンド.9>です。

<トレンド.9>
9. In-home services, delivery, and consultations will pervade the market
(小売業者による、「家の中」までのサービス、デリバリー、コンサルが普及するだろう)

—原文
Companies such as Enjoy, which hand-delivers and sets up electronics for consumers, will expand, and other retailers (especially grocers) will ramp up their home delivery services.

意訳:Enjoy(会社の名前)は、消費者が購入した電気製品を、hand-deliver(直接配達)して、取り付けまでやってくれるのだが、この会社は拡大傾向だ。で、他の小売業者でも(特に食料雑貨)ホームデリバリーのサービスを増やしていきそうだ。

まあ要するに、「売って終わり」だと、絶対にECに勝てないよね、ということを小売側でも気づいているので、In-home(家の中)までどうやって「入り込むか」を考え始めている、ということですね。

戦場を「買い場(店舗)」から「利用する場(自宅/職場)」にうまく移動させることができたら、小売業者が競争優位性を保てる可能性があるよ、ということと理解しました。

<まとめると、、、>
欧米では、小売業者が「配送」や「設置」や「コンサル」など、購買行動「以降」の部分にまで入り込んできていて、特に「自宅」への入り込みが、KSF(成功要因)となっている。
競争する場所を「店舗」と置くのではなく、購買後の「自宅」や「職場」もしくは「路上でもどこでも」と置き換えることで、独自性を打ち出せる小売が生き残るだろう。

これがトレンドその9