アメリカ「小売り業界トレンド予測」その2

Vend社という、USの小売店コンサルと小売支援ツールを提供している会社がまとめているレポートから、小売業界の「2018年以降の12の潮流を予測する」を読み込んでいます。

<レポートタイトル>
A roundup of our top 12 forecasts for 2018 and beyond
2018年以降の12の潮流を予測する(小売業界)
https://www.vendhq.com/2018-retail-trends-predictions

前回は<トレンド.1>「“Chore” shopping will become easier, but the demand for “cherish” retail will be stronger than ever」を読み込みました。

今回は<トレンド.2>です。

<トレンド.2>
2.Retailers that enable shoppers to build and customize products will prosper
Shopper(買い物客)が自分で制作したり、customize(カスタマイズ)できるような仕掛けのあるretailer(小売店)がprosper(繁盛)する

—原文
Personalization will still be a key retail trend in 2018 and beyond. We’re not just talking about putting someone’s name in an email subject line or letting customers put their initials on products. We’re referring to personalization that enables shoppers to build products and customize them to the very last detail.

意訳:Personalization(一人一人への個人対応)は2018年以降も強いトレンドであり続ける。単に、email subject line(メールの件名)に誰かの名前を入れたり、顧客が自分のイニシャルを製品に入れたりする、といった簡単な話ではない。ここでいうPersonalization(一人一人への個人対応)とは、shopper(買い物客)が製品を作り上げたり、自分向けのカスタマイズをかなり詳細までこだわって出来るような仕掛けのことである。

 

原文では、オーストラリアで急成長しているメガネショップDresdenが紹介されています。

このメガネショップは、オーストラリアの海岸からプラスティックゴミを集めてきてリサイクルした材料からメガネのフレームを作るのですが、「ユーザーが自分でデザインを決め」て、その場でレンズ(もちろん、度入りやサングラスにも対応)を削ってフレームにフィットさせて、そのお店でメガネを仕上げます。価格は5,000円未満から、と、とても安価です。自分でデザインしたメガネを作れる、とオーストラリアでは滅茶苦茶流行っているようです。

さて、webサイト上で、商品のレコメンデーションを「カスタマイズ」しているAmazonに対して、Retailer(小売店)は、商品そのものをPersonalization(一人一人への個人対応)と、customization(カスタマイズ)すれば対抗できる、という論旨ですね。

その時のKSF(成功要因)となるのが
-environment-friendly(環境に優しい=エコフレンドリー)である
-商品の製作そのものにshopperがその場で携わることができる
-1度買ったら終わりではなく、複数の商品を製作したくなる
の3点と解釈しました。

<まとめると、、、>
Amazonがweb上で「おすすめ商品」をカスタマイズしてきても、Retailer(小売店)は、商品そのものを買い物客「自身」に「その場」でカスタマイズさせることができれば、負けない

というのがポイントということですね。これがトレンドその2